北極航路通過証明書とは、飛行機で北極上空を通過した際に航空会社が配布している証明書のことです。季節や世界情勢により飛行機が飛行するルートは変わってしまいますが、時期によっては飛行機で北極上空を通過することができます。
私はYouTubeを見て、フィンエアー便で北極上空を通過することができ、通過した際に『The Northern route diploma(北極航路通過証明書)』をもらうことができることを知りました。
この記事では、実際にフィンエアーに搭乗して北極上空を通過したときの様子をご紹介します。ぜひこの記事を参考にして、旅行を検討していただけたら嬉しいです。
北極航路通過証明書とは?
フィンエアーが北極上空を飛行したときに乗客に配布する証明書です。北極を通過したときにしか配布されないので、旅の思い出や記念にすることができます。
フィンエアーで北極上空を通過した体験記
私は、仁川国際空港(韓国)からヘルシンキ・ヴァンター国際空港(フィンランド)へ向かうフィンエアー便で、北極上空を通過しました。(羽田からヘルシンキへ向かう便でも、北極上空を通過することはあるようです)
【搭乗の様子】

ついに、念願のフィンエアーに搭乗です!
【座席の画面モニター】

深夜便に搭乗したのですが、画面モニターに飛行中のお食事のタイミングがわかるスケジュールが表示されていて、睡眠の時間など予定が立てやすかったです!
画面下のタブを押すと、お食事やお飲み物のメニューが記載されたページもありました。
【お食事の様子】

離陸してしばらく経つと、最初のお食事が来ました。
仁川発のお食事はこんな感じ。パンとご飯にキムチがあり、韓国便ならではを感じました。
ずっと飲んでみたかった、フィンエアーといえばの「ブルーベリージュース」もいただくことができました。デザートについていた、ガトーショコラも美味しかったです。
マリメッコのペーパーナプキンが本当に可愛い。
【機内の様子】

画面モニター右にも記載がありますが、機内の照明はオーロラが再現されていて、とても素敵でした!
到着する前から、フィンランドの雰囲気を楽しむことができます。
【北極航路通過証明書】

最初は、全員に配られるのかな?と待っていましたが、その様子はなく、お食事の片付けも落ち着いた頃にCAさんのところへ行ってお願いして、いただきました。
拙い英語と携帯の翻訳を見せながらでしたが、「すぐに取ってくるから、ここで2分待ってて!」と気さくに対応してくださり、ムーミンのステッカーまでいただいて、嬉しすぎました。一生の記念です。
(曲がらないように丁寧に、日本まで持ち帰りました)
【お食事の様子】

これが本当に美味しくて、何度でも食べたい味でした。
チェダーチーズのオムレツはホクホク温かくバターの香り。ハッシュポテトも機内食なのにカリッとした食感で驚きでした。
豆類は苦手で、普段あまり食べないのですが、これも美味しくて、パクパク食べちゃいました。
フィンエアーのお食事、最高です。
【機内からの空の様子】

長距離フライトで早朝に到着するフライトなので睡眠も取らないといけないのに、上空の夜空や朝焼けが綺麗でずっと眺めていました。北極も通過するので、寝る時間が惜しいです。
【ヘルシンキ到着の様子】

無事にヘルシンキに到着!
このときは、雪は降っていませんでしたが、帰る日には積もっていました。雪が降ると、飛行機の欠航の心配はでてきますが、雪景色のフィンランドも素敵です。
【ヘルシンキ・ヴァンター国際空港】

シンプルなデザインで統一された、外観もおしゃれな空港です。
空港はもちろん、フィンエアーのラウンジも使用したのですが、北欧デザインがシンプルで心地よく、ハマっちゃいそうです。帰国後、北欧インテリアをインターネットで調べまくっています。
空港内には、スーパーやドラッグストア、カフェなどもあるので、時間を過ごすこともできますし、買い忘れたお土産などを出国前、最後に買うことも可能です。
フィンランド旅行の様子は、また改めて投稿します!
ぜひこの記事を参考にして、旅行を検討していただけたら嬉しいです!
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